同志社生協が提供している「ミールシステム」ですが、特に新入生は利用すべきか迷っている人もいると思います。実際に1回生のときにミールシステムを利用していた同志社OBの私が、当時の体験談をふまえて解説します。
そもそもミールシステムとは?
分かりやすく言えば学食の定期券です。毎日決まった金額分を学食(と生協の購買)で利用出来るシステムです。
ミールシステムを使うメリットは?
毎日食事にありつける
特に下宿生の場合、忙しくて食事の用意がおろそかになったり、あるいは食費を削ろうとして食生活がボロボロになっていく人もいます。
ミールシステムがあれば、毎日1食あるいは2食を学食で食べるようになるので、その分食生活が安定する効果が期待できます。
割引がある
現金で学食を利用する場合と比べて、チャージ時に割引があるのでお得です。
ミールシステムのデメリット
1回生のときに使ってみて感じたデメリットを紹介します。
学校が無い日にも学食に行く必要がある
使わなかった金額を翌日以降に繰り越すことが出来ないため、ミールシステム利用可能日に学食を利用する必要があります。利用しなかった場合、払い込んだお金が無駄になるので、私は講義が無い土曜日も学食で食べていました(多くの学生は土曜日は講義がありません)
1回生のうちは基本的に平日は毎日講義が入っているので、平日は活用しやすいですが、土曜日も学食に縛られるのはストレスでした。
学内全ての学食で使えるわけではない
同志社生協のサービスなので、同志社生協以外が運営している学内の飲食店では利用できません。例えば今出川・寒梅館1階や京田辺にもある「アマーク」はオシャレで料理もおいしいですが、ミールシステムの対象外です。
学食に飽きる
同志社生協の学食でしか使えないわけですが、同志社生協の学食はどの店でも同じ味です。毎日食べ続けると地味に飽きます。入学直後の1回生春学期は平気だったけど、秋学期も後半になると辛かった記憶があります。
特に今出川の場合は周囲に飲食店があるので、そうしたお店を利用する機会が無くなるというのもデメリットと言えるかもしれません。
利用すべきかどうか
男子学生は食生活が崩壊する人もいるので、その場合はミールシステムを利用した方がよいと思います。特に1回生の間は講義も多く、また新生活に慣れていないのでミールシステムはメリットがあると思います。
逆に、自分で自炊できそうな人は自炊で乗り切ればよいのではないでしょうか。私は2回生以降はミールシステムは利用せず、昼はほぼ学食で食べて朝・夜は毎日自炊していました。
実家暮らしの自宅生は利用するメリットはあまり無いように思います。晩御飯は家で食べられるでしょうし、土曜日にわざわざ電車に乗って学食に来るのはスマートではないでしょう。
大学近くに住んでいて、土曜日も活用出来そうなら要検討、そうでないなら毎回お金を払って学食を利用するのがおすすめです。