同志社大学での学生生活のスタートとなる入学式。当日はどんな流れで進むのか、服装はどうすればいいのか等々、気になる疑問を同志社OBの私が解説します。
入学式当日の流れ
まずは入学式当日の流れを紹介します。
場所
同志社の入学式は全学部、京田辺キャンパスの「デイヴィス記念館 」(体育館)で行われます。今出川の学部の人も、全員田辺に行きます。今出川学部の人にとっては、田辺に行く最初で最後に機会になるかもしれません(卒業式は今出川)
当日は複数の学部をまとめて、複数回に分けて式が行われます。会場はパイプ椅子が並んでいて式中は着席出来ますが、けっこう狭いです。
入学式当日の流れ
入学式当日の流れを大まかに紹介します。
式自体は1時間少々で終わったと思いますが、実はその後すぐに帰れるわけではありません。少し時間を置いて、学部ごとに「ガイダンス」が行われます。
入学式の会場で案内の紙が配られるので、その紙に書いてある教室に移動して簡単な説明を聞いたり、学生証や通学証明書(通学定期券の発行に必要)やシラバス(講義の一覧表)など色んな書類を受け取ります。
親と一緒に来る人もいるかもしれませんが、式が終わったら先に帰ってもらった方がよいでしょう。けっこう時間が掛かるので、入学式当日は夕方まで予定を開けておいた方がいいです。
気になる疑問と注意点
同志社大学の入学式に参加するにあたって、不安に感じることや注意点をまとめます。
時間に余裕を持って行くべし!
京田辺キャンパスのデイヴィス記念館まで「たどり着く」のに時間が掛かります。
最寄りの興戸駅(近鉄京都線)or同志社前駅(JR学研都市線)から正門までは長くてキツイ坂(通称「田辺坂」)を登って15分、更にそこからデイヴィス記念館まで10分以上掛かります。駅から30分掛かるとして、さらに10分くらい余裕を持って行くことをおすすめします。
当日は正門からデイヴィス記念館まで、サークルの勧誘のビラ配りが100m以上にわたって続きます。その中を通るので、とても時間が掛かります。
ちなみに、坂はけっこうキツイ(特に保護者には)ので、山登りをしたくない人は新田辺駅からタクシーで来るというのもおすすめ。例年、新田辺からタクシーが何台も連なってピストン輸送してます。
服装はどうすればいいの?
入学式の服装ですが、ほとんどの人がスーツで参加します。
私もスーツを買って着て行きましたが、そのスーツは残念ながら入学式でしか着る機会が無かったので、就活でも使えるようなスーツを選ぶことをおすすめします。レンタルでも良いかもしれません。
注意点としては、京田辺キャンパスはとてもきつい坂を登る必要があり、キャンパス内もとても広いので、特に女子は歩きやすい靴が良いと思います。帰りは荷物もわりと多くなります。
髪は染めてもいいの?
大学は高校までと異なり、自由な場所です。公序良俗に反していなければ何色でもOKです。茶髪くらいなら会場で浮くようなことも無いです。稀に金髪に染めている人がいますが、問題無いです(本人さえよければ)
親は同伴してもいいの?
入学式の案内にも書かれていると思いますが、家族は入学式に同伴しても大丈夫です。ただし会場入口で別れることになります。
前半でも紹介したように、入学式が終わってすぐ帰れるわけではない点は注意してください。あとは駐車場は確保出来ないと思った方がいいです。必ず電車など公共交通機関で来ましょう。
親が来ない人の方が多数派です。来たら思い出になると思いますが、親が来る「必要」は無いです。
知り合いが居なくて心細い
特に一人暮らしで遠方から同志社に来た人は不安に感じると思います。私自身、関東出身なので知り合いは誰もいませんでした。聞き慣れない関西弁に囲まれると、外国に一人で来たような気分になりました。
入学式の会場に行くと既にグループがたくさん出来ているように見えますが、そのほとんどが系列校から進学した内部生たちです。一人でも何も心配することはありません。ここから新しい人間関係を作っていきましょう!
SNSなどで入学前から関係をつくって入学式で「はじめまして」をする光景も毎年みられますが、入学前にそのような関係構築をしなくても4月中には段々と人間関係を少しずつ築いていけるので大丈夫です。最初は一人ぼっちの人が多いです。
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昼食はどうすればいい?
学食が開いているので、学食で食べればOKです。同志社前駅の周辺にもココスなどがありますが、坂を上り下りするのはキツイのでおすすめしませんし、わざわざ降りて行っても大混雑している可能性があります。
あとは学内の「食堂・購買棟」付近の建物内にコンビニのようなものもあるので、そこで軽食を買うことも出来ます。